神戸弘陵学園高等学校の教育



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理事長・学校長 井上 和彦

 今年度は男女共学化3年目となり女子生徒が3学年揃い、総勢110数名を数えるまでになりました。今年度さらに共学の総合進学コースを新設、特進文理,総合進学,総合教育,体育特選の4コースとなり、生徒数は24クラスで722名と実に14年ぶりに700名を超すまでに回復しました。わずか12クラス341名にまで減少した平成19年度から9年目、ここに至るまでの学園関係者の思いを一つにした取り組みの成果が、具体的な数となって現れています。特色を明確にしたコース制の確立とコースごとのカリキュラムの大幅な改訂、不登校生の受け入れを始めとする社会的要請への対応、そして、男女共学化とそれに伴う制服の改訂、並行して進めてきた生徒指導の充実等、一つ一つの取り組みが実を結びつつあると実感しています。
 もちろん、数が増えればそれで事足りるということではありません。生徒一人一人が生き生きとした高校生活を送り、一人一人が自分の未来への希望を持つことができるような学園を創り上げて行かねばなりません。また、ソフト面の充実に力を注いできた反面、ハード面、特に校舎等の施設設備の改修・改善が喫緊の課題となっています。今後の私どもの更なる努力が求められています。
 さて、女子生徒が三学年揃った今年度ですが、学園の毎日はより一層活気に満ちたものとなっています。まだまだ不十分さを残しながらではありますが、生徒たちの勉学意欲の向上と生活態度の改善と相まって、近隣の中学校の先生方からは「制服の姿が落ち着いているのを物語っていますね」とか、「共学になって弘陵は良かったですね。良い雰囲気や活気を感じます」などの声が寄せられるまでになっています。目的意識を明確に持った女子生徒を受け入れ、学園のさらなる活性化をはかるというのが共学化の当初の目的でしたが、目に見える形で予想以上の成果をあげていると言えるでしょう。具体的な例として、各部活動の県トップレベルや全国レベルでの活躍、生徒会活動の活性化が挙げられますが、ご覧の本校ホームページで紹介されている通りです。
 一方、男女共学化初年度の平成26年度より掲げています、本校の教育方針は変わるものではありません。三つの“開く”、すなわち、1.心と能力を開く、2.未来を開く、3.地域に開く、この三つです。今後も、1.2.の内実をさらに深め、地域社会の一員としての自覚を生徒・教職員が共有し、地域に開かれた学校づくりを目指し、“どの生徒にも居場所のある学校”の具体化をさらに進めていきたいと思います。



学園ヒストリー

昭和57年12月25日
兵庫県知事より許可を得る
昭和58年 2月28日
校舎・体育館・付属施設竣工
昭和58年 4月 1日
岡勝 初代校長となる
昭和58年 4月 8日
第1回入学式挙行
昭和59年 5月 2日
校歌制定発表
昭和60年 7月13日
第2グラウンド完成
昭和60年12月 1日
神戸弘陵メモリアルホール竣工
昭和61年 2月 8日
第1回卒業式挙行
昭和61年 4月 1日
花房保 第2代校長となる
昭和62年 4月 1日
文理コース・標準コース・体育コースの3つとなる
昭和63年 4月 1日
深澤幸夫 第3代校長となる
平成 4年 5月 2日
創立十周年記念式典を挙行
平成 5年 4月 1日
畠中耕一 第4代校長となる
平成 5年 8月27日
畠中耕一 理事長・校長を兼任する
平成 6年 4月 1日
トレーニングルーム新設
平成 7年 9月 1日
家庭科教室新設
平成 8年 4月 1日
学生寮を設置する
平成12年 4月 1日
武村實 第5代校長となる
平成13年 4月 1日
コンピュータ室完備
森本宏 第6代校長となる
平成14年 5月 1日
楠田信照 第7代校長となる
平成15年 4月26日
楠田信照 理事長・校長を兼任する
平成16年 4月 1日
清水益太郎 第8代校長となる
平成16年12月23日
清水益太郎 理事長・校長を兼任する
平成19年 4月 1日
藤田直孝 第9代校長となる
平成20年 7月 1日
藤田直孝 理事長・校長を兼任する
平成24年 4月 1日
井上和彦 第10代校長となる
文理コース・体育コースの名称を変更し、特進文理コース・総合教育コース・体育特選コースとなる
平成24年12月 1日
井上和彦 理事長・校長を兼任する
平成25年 5月10日
創立30周年記念式典挙行
平成26年 4月 1日
特進文理コース・体育特選コースが男女共学となる
平成28年 4月 1日
男女共学の総合進学コース新設